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宗次ホール・オフィシャル・ブログ

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2017年5月おすすめ公演(3) 5/21 河野克典 バリトンコンサート

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「ただ聴いてもらえば必ず伝わる。けっして誇張のないその自然な自信が、
実に信頼できる。」
(宮本明/ぶらあぼ 2016年1月号)




伸び伸びとした自然体/張りのある声/美しく、のびやか…
豊かな声でしみじみと歌い上げる/繊細な感覚で丹念に歌い継ぐ
(全てCDジャーナルより)…等々、
河野さんの演奏の素晴らしさを讃える言葉は本当に豊か。

2015年の宗次ホール公演は満員御礼、「冬の旅」で魅了しました。

今年はシューマン「詩人の恋」と「リーダークライス」。
共演ピアニストの関本さんも2005年ショパン・コンクールで第4位に入賞した俊英ですが、
彼との共演についても「関本さんにとっては歌手との初共演だったそうですが、
本当に反応が早いし、言葉が要らない。
本番でも、なんとも言えない空気感や情景を作ってくれました。
あまりに素晴らしかったので是非もう一度共演したくて、
名古屋公演の後にすぐ東京でのリサイタルを計画しました。」とお話されます。
よく、ドイツ歌曲の伴奏をするピアニストは、
子音のタイミングなど言葉に対する深い理解が必要とされるため
伴奏者にもドイツ語の理解が必須と言われますが、
それに対して河野さんは必ずしもそうではない、と。
「そうした言葉の問題を、僕はお客さんにも自分の発音で示しているわけです。
それがもし真横にいるピアニストにさえ伝わらないのなら、
客席に伝わるわけがない。
逆に、ピアニストにドイツ語が必要なら、お客さんにも全員必要ということになる。
そんなことはありません。
僕の言葉や声で感じて、想像して楽しんでいただけるはず。
だから歌詞の予習なんか要りません。」
そう言いきって下さいます。

「昔の自分の録音を聴くと、“いろいろやっているなぁ”と感じます。
今の僕はたぶんもっと素朴。
演奏というのは何かを加えるのではなく、余分なものを削ぎ落していく行為。」
とおっしゃる河野さんの言葉は、
余計な言葉を極限まで削ぎ落とした、
歌曲の詩の世界と通じるものがありそうです。    




詩人の恋(表)





詩人の恋(裏)



河野 克典 バリトン/関本 昌平 ピアノ
5月21日(日)15:00開演 3,500円(学生2,100円) [指定]  




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