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第5回宗次エンジェルヴァイオリンコンクール覇者のフラナさんが明日、セントラル愛知交響楽団と共演♫

Category宗次エンジェルヴァイオリンコンクール

第5回宗次エンジェルヴァイオリンコンクールで優勝をしたスペイン出身のフランシスコ・フラナさんが7月28日(金)セントラル愛知交響楽団さんとドヴォルザークのヴァイオリン協奏曲を協演されます!(http://www.caso.jp/concert/#concert941





 今日は、先日フラナさんがBBCミュージック・マガジンにインタビューされた際の記事をお届けいたします♪

宗次エンジェルヴァイオリンコンクールについても触れてくださっています。

●明日を担う若きアーティスト フランシスコ・フラナ(ヴァイオリン)●

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『表現したいことは山程あった。けれどそのための手段が僕にはなかった。』

フランシスコ・フラナが11歳の時、家族がスペインの首都であるマドリッドへ引っ越した。

それまでは2年間に渡り、地元であるマヨルカ島からマドリッドの音楽院までヴァイオリンのレッスンを受けるために飛行機で通い続けたが、家族が息子の将来の為を思って決めた引っ越しだった。
「当時はそこまで深く考えていませんでしたが、今思い返せば僅か11歳の子供にとっては大きな責任だったと思います。」
 音楽院ではフルタイムの生徒として研鑽を積み、高校で習う一般教養は自宅で両親から教わった。毎日4時間の練習はフラナを更に大きな変化へと導いた‐ジュリアード音楽院への入試に備えてニューヨークへと移り住む。

「ジュリアードはどの音楽院よりも多くのレパートリーを要求します。十代の僕は、作品に何か月も時間をかけて練習をして、結局オーディションでは協奏曲を2.5分程だけ、そしてバッハを1楽章の半分程だけしか弾かせてもらえないことをとても奇妙に感じました。」
 ジュリアードで6年間過ごし、五嶋みどりに師事しソリストとしてのキャリアの為に努力を重ねる毎日。

「表現したいことは山ほどあった。けれども本当に訴えたいことをぴったり表現できるベストな手段がその時の僕にはなかった。だけど師事した先生たちは皆素晴らしく、多くのことを教え、助けてくれました。今もその教わった内容に基づいて練習を積む毎日です。」
 日々の努力は実を結び、ついに本格的に世界中を回ることになる。

2015年には宗次エンジェル・ヴァイオリンコンクール(日本)で優勝し、

グスターボ・ドゥダメル、アロンドラ・デ・ラ・パーラ、

晩年のサー・コリン・デイヴィスといった著名な指揮者と共演。

今年の暮にはORCHID CLASSICSレーベルからCDリリースを予定しており、

マックス・リヒター:ヴィヴァルディ:「四季」リコンポーズド、シュニトケ、サルバドール・ブロトンス、イ・サンユンといった興味深い作曲家による曲目が並ぶ。

「音楽家として僕が最も惹かれるのは20世紀の音楽と、バロック・古典派の音楽の間にあるコントラスト=対照とテンション=緊張、そしてその類似点。異なる時代の音楽ですが裏に潜むエネルギー、激しさや劇的な気質など共通点は多くあり、本当に魅力的。これこそが、私が探究していきたいことです。
聞き手:Elinor Cooper


宗次ホール公式facebook より)


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