ベートーヴェン ヴァイオリンソナタ全曲演奏会
5月14日 (土) ① 15:00開演 ② 18:00開演
5月15日(日) ③ 15:00開演 ④ 18:00開演2日間4連続公演にてたっぷりとお楽しみ頂けます
4月15日の朝日新聞取材にて

今回の取り組みについて、熱くインタビューに答えていらっしゃいました

2003年に東京にてベートーヴェン全曲リサイタルを開催しましたが、
木曜日ごとで3週間というスケジュールでした。
今回は集中して順番に演奏していくので、いままでよりも、もっと集中しなければいけない

新たなチャレンジが、とても楽しみです

毎年一人の作曲家に絞って、テーマを決めて演奏に取り組んできたとの事。
その作曲家の人となり、思い入れ、時代、いろいろなものを知る事が出来るそうです。

実はおふたりは演奏家同士ですが、ご夫婦でもあり、
息のピッタリ合ったデュオはなるほどね~

と、知り合って35年の絆ですね。
和波さんとは、土屋さんが同級生の伴奏者として始めて出会ったそうで、
その時の曲は ベートーヴェンの「スプリングソナタ」だった!と懐かしそうにお話し下さいました。
また、本日はCD録音の帰りに名古屋へ寄ったのですが、
CDは冷凍食品!
演奏会はできたての食事!
アメリカ演奏の際も、聴衆が上手くのせてくれて、凄く開放的な気分になれ
のびのびと演奏できました。
バッハは65歳
ベートーヴェンは60歳
和波さんも60歳を越え、若い時には判らなかった音楽のボキャブラリーも増えたので、
いろいろな表現をしたい!と意気込みを語って下さいました。
ホールへ移動して取材用写真


今回の演奏について質問され
初期、中期…と代わっていく、古典から次へいく流れを
弓の使い方、左手のポジションを見直しピアノと話をしながら
自然な演奏を心がけたい。
土屋さんは時代にふさわしい音色。それには包容力、考えた上での奏法、
ヨーロッパのセンス。
歳を重ねてより理解出来て、それを次へ伝えたい。

デビュー40周年に、はじめて夫婦でデュオを演奏

室内楽が得意で、意見交換は濃厚だそうで…
いまでもピアノ(奥様)には頭が上がらない

と仲良く笑っていたのが印象的でした。
深い絆があるからこそ、演奏での戦い?が想像を超えた素晴らしい音色が生まれ
二人のあたたかい笑顔のハーモニーを奏でるのだと思いました

是非、多くの方に
電車で次々と景色が通り過ぎるが如く
ベートーヴェンを、時代を感じ取って欲しい

と…
(スタッフ/え)
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