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リスト国際ピアノコンクール優勝! 後藤正孝さん リサイタル

Categoryコンサートの様子 スタッフの視点から
リスト生誕200年の今年4月にオランダで行われた
リスト国際ピアノコンクールで見事優勝を果たした
後藤正孝さんのリサイタルが行われました。

後藤さんのリサイタルは宗次ホールで2009年以来二度目。
リスト国際ピアノコンクールは、課題曲が全て難曲ぞろいのリスト作品という
ピアニストにとっては過酷なコンクール。
過去には2000年のショパン国際ピアノコンクールで第1位となり、
話題となったユンディ・リーが第3位に入賞するなど、
世界的に活躍するピアニストを輩出していることからも
そのレベルの高さには定評があります。
日本人の優勝は、1999年の第5回大会での岡田将さんに続き、史上2人目の快挙です。

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後藤さんが生まれ育った安城市からは先月、市民栄誉賞が贈呈され
この日も安城市長はじめ教育委員会、市議会からお花が届けられました。
(音楽分野では2007年にロン=ティボー国際コンクールで優勝した
 ピアニスト、田村響さんに続いて2人目。)


本番に先立ち、楽屋にて「月刊なごや」さんの取材を受ける後藤さん。

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ご両親が音楽家というわけではなく、
ピアニストになりたいと決めたのはご本人の意思なのだそう。
高校までは地元の普通の高校に通っていらっしゃったそうです。
「練習しなさい」と言われた事は一度も無く
むしろ「別にピアノをやめたっていいじゃない」と
言われることもあったそうで・・・。


特に好きな作曲家は、という質問には「リストとベートーヴェンです」とのお答え。
リストの作品のなかでも「ノルマへの回想」という曲は特に思い入れがあるそうで、。
3月11日の大地震のまさに揺れた瞬間、
母校の昭和音楽大学でピアノで練習していたのもこの曲だったとのこと。
たしかに、この日の演奏会でも特に自信漲った圧巻の演奏でした。
右手だけでなく左手までもが鍵盤を縦横無尽に駆け回るとてつもない曲!!


優勝してからというもの、海外での演奏機会も増え大変お忙しい様子ですが
いずれリスト全曲を制覇したい
(CDにして60枚分くらいはあるのでは? という膨大な曲数ですが!!)という
壮大な野望もお持ちだそうで、今後も楽しみです。


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演奏会の後はサイン会。応援してくださっている地元のファンの方々にもご挨拶です。
小さい頃からご自宅のピアノの調律をされている調律師の方も、
こんなに立派になって、と感慨深げでした。


受賞後からの2ヶ月間で30回を超えるコンサートをヨーロッパ各地で行ったという
多忙な後藤さん。この後もヨーロッパ、アジアツアーが控え、また秋には帰国して
オーケストラとのコンチェルトを弾く予定も決まっているそうです。


また一人、この地方から世界へと羽ばたいたアーティストを
これからも応援していきたいものです。



(スタッフ:に)
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