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第1回宗次ホール弦楽四重奏コンクール:レポート①

Category宗次ホール弦楽四重奏コンクール
いよいよ始まった宗次ホール弦楽四重奏コンクール。
9月20日、21日の2日間は、
22日のコンクールで審査員を務める3名の先生方によるマスタークラスです。
ホールの舞台とリハーサル室の2箇所を使って、8団体全てが3人の先生の指導を受けます。
よって全部で24クラス。どのクラスでも先生の熱心な指導が展開されました。

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原田先生、受講生のチェロを借りての指導。


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百武先生はウォルトンの弦楽四重奏曲について。
メンバーである弦楽四重奏団「クヮトロ・ピアチェーリ」でも
近現代の珍しい作品の紹介を行っています。
ウォルトンも過去に弦楽合奏版をアマチュア合奏団で指導したのだそうで、
様々なエピソードとともにヴィオラ奏者である先生ならではのアドバイスがありました。


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昨年のアンサンブル・フェスタに続いて講師をお願いしたレメシュ先生。
30年以上にわたって第1ヴァイオリンを務めたプラジャーク四重奏団で
世界中で何百回と弾いたという
スメタナの「わが生涯」の第3楽章を細部にわたって指導。
チェコ人の先生から教わる本場の流儀・作法を日本の若者に伝授していきます。


翌日も朝から夜まで、しばしば決められた時間をオーバーするほど
熱のこもった指導が続きました。

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「音量を落として、何も無いところから始めて!」と叫んでしゃがむレメシュ先生。
レメシュ先生は汗びっしょりになりながら身振り手振りで音楽を伝えていきます。

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百武先生からは席順を交替してみたら、というアドバイス。
場所が変わることでこんなに音楽にも変化が起こるとは・・・。
お客様にとってもこういう聴き比べができるチャンスは滅多に無いことです。

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この写真で原田先生のアドバイスに熱心に耳を傾けているのは
名古屋フィルハーモニー交響楽団のメンバーによる「シフォン弦楽四重奏団」。
昨年までのアンサンブル・フェスタをコンクール化するに当たって、
年齢制限を25歳からメンバー平均35歳にアップさせました。
それによって音楽大学を卒業してからカルテットに取り組んでいる団体が参加しやすくなりました。
このようにオーケストラのメンバーまでもが出場したことで
なお一層コンクールが盛り上がったと思います。


しかし最も驚くべきことは、両日とも予想を上回る数のお客様が聴講に詰めかけたこと。
そして多くのお客様から「レッスンを見るというのは初めてだったがとても面白かった」と
ご感想を頂きました。



レッスン2日目の夜。講師の先生方、通訳の榊原さん、宗次オーナーとの
ささやかな夕食会。共通の話題は音楽とともに食べ物のこと。
世界中を旅する音楽家にとっては、
演奏先で美味いものにありつけるかどうかは重要なり、とのこと。

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今回レメシュ先生は奥様も同行されての来日。
奥様はお医者さんで、滅多に長い休みを取れないのですが、
本当に日本が好きで、新鮮なお刺身に感激していらっしゃいました。
レメシュ先生は、コンクールが終わったら日帰りで京都を観光したい、とのこと。
「京都を訪れるのは25年ぶり、それも演奏旅行の途中だったので
ほとんど覚えていないんです。本当に楽しみです」と仰っていました。


(スタッフ/にしの)
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