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宗次ホール・オフィシャル・ブログ

「クラシック音楽を通じて人と街をやさしくしたい!」クラシック音楽の宗次ホール(名古屋・栄)です♪

宗次ホール音響講座開催(「クラシック音楽広め隊」特別企画)

Category宗次ホール・トピックス

4月15日の午後、
ランチタイム名曲コンサート終演後「クラシック音楽広め隊」の皆さんを対象に
「宗次ホール音響講座」を行いました。

こういった講座ははじめての試みですので
担当スタッフ一同、朝からドキドキそわそわ・・・

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本日のテーマは
宗次ホールでの「音響効果」主に3点

1.演奏者の場所・向き
2.聴く場所
3.ホール設備の設定


実際に自分の耳で実感していただく事を目的に構成しました。

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講座を担当するのは当ホールの企画制作担当、増田龍一。
まず一般的な音と響きの原理について説明の後
演奏者の場所・向き」による聴こえ方の違いから実演・・・

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ピアノをステージの奥の方に置いた場合

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移動して・・・

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ステージの客席よりにおいた場合は・・・?

その他にもピアノの屋根を全部開けた場合、半分だけ開けた場合の違いも
聴き較べていただきました。

うん。うん。と頷かれる方。んん~と首をかしげる方。反応は色々。
座っている位置によっても変化が大きい場所と、
それほど違いが判らない場所とがあるようです。

ピアノリサイタルの際には指の動きが見たいというお客様が多く
特にステージ向かって左側の席に人気が集中するのですが、
ステージマネージャーも兼任する当館の企画担当者ならではの
「音を楽しむなら実は左側よりもこちらがおすすめ!!」などの意外な情報もあり。
(手元を見たい! 演奏者の表情も見たい!など
 お客様が重要視するポイントは様々で、一概には言えませんが、、、、、)

この他にも、チェロ、ユーフォニアム(金管楽器)などを使い、
様々なパターンで、同じ席での聴こえ方を体験してもらいました。

後ろ向きだと・・・
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客席の方にラッパを向けると・・・
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「聴く場所」による違いを感じてみよう、のコーナーでは
定位置で弾き続けるピアノの音色を、
1階席から2階席まで様々な所で聴き比べるという、
演奏会の最中には、まずできないであろう事を試してもらいました。
先ほど、一定の席で比べた時にあまり違いを感じなかった方も、
場所を変えるとその差が分かりやすかったかと思います。

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「2階席の聴こえかたも試したい!」と階段を駆け上がる方も。
皆さん客席内をうろうろしながら楽しんでくださったようです。

そして最後にホールに装備された
様々な音響設備の設定を変えることによる違いを確かめるコーナー。

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天井から降りている黒いものは残響可変幕。客席の真上に降りてくるので
万が一の事態を想定して、お客様には全員ステージに上がっていただきました。

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普段はここまで降ろして演奏会をすることはまずありません。

手を叩いて響き具合を試してみました。

今回お集まりの約60名の方々は皆さんとっても熱心!
お話中メモをとられたり、
「残響可変幕の襞には何か効果があるのか?」
「ホールで楽器の響きは良く聞こえるのに、
 マイクで話をする声が聞き取りづらいのはどうして?」
などのたくさんの質問を頂きました。

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講座の最後にはステージで当ホールのスタッフが持ち寄った楽器
(ピアノ、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、ユーフォニアム 
 ※なぜだかヴァイオリンが登場しないのは、スタッフの好みの偏りでしょうか?)
を実際に手にとって音を出してもらいました。
すこ~しだけですが、演奏家になった気分を味わっていただけたでしょうか?

終了後のアンケートからは次のような感想を頂きました。


・ 音響効果の違い、知識はあったが装置そのものを見せてもらって納得しました。
・ 音に対する色々な工夫がなされており、「なるほど」と思いました。
・ 最上の音響環境を常に考慮されている事に驚きました。
・ 座面と背もたれの間のスキマのこと。
  荷物を置いても跳ね上がらないので、便利だなと思っていました。
  音響効果の為とは知りませんでした。
・ 手作り感いっぱいのアットホームな講座でした。
・ 音に対するこだわり・愛情がとても感じられました。
・ 社会見学コースなどにこの講座を設定してみてはどう?


などなど。ぜひこの日の感想を多くの身近な方にも広めていただき
宗次ホールに興味を持っていただけたらなと思いました。
この講座、もう一度同じ内容で
今回都合が会わなかった隊員の方のために行うことになっています。

◇クラシック広め隊第2期(2013年9月~2014年2月)
隊員募集をただ今受け付けています。
詳しくはこちらの案内チラシをご覧下さい。

広め隊案内(表)
広め隊案内(裏)

(スタッフ/かわしま)
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