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5月18日 スイーツタイムコンサート

Categoryインタビュー・取材
5月18日(日) スイーツタイムコンサートに登場するのは、山村有佳里さん(フルート)&大田智美さん(アコーディオン)というクラシックでは珍しいデュオ。
もちろん宗次ホールでは初の組み合わせとなります。
コンサートを迎えるにあたり、デュオを組む事になった経緯や
それぞれの楽器の魅力、このコンサートの見所などを語っていただきました。

懐かしいうた1


Q:フルートとアコーディオン。デュオとしては珍しい 組み合わせかと思いますが、
このデュオを始めようと思ったきっかけは?


山村(以下敬称略):ヨーロッパに居た時初めてフルートとアコーディオンのデュオを聴いて、こんな組み合わせもあるんだ!と思い、例えばモーツァルトにしても、従来の「古典的」な響きではなく、どこかフランスのカフェにいるようなお洒落なモーツァルトで新鮮さを感じました。
ただ、日本に帰国して困ったのが「クラシック・アコーディオン」が弾ける奏者がいなくて、なかなか実現できませんでした。そんな時大田さんに出会い、今に至っています。
思えば、お互い 2009年に帰国しているんですよね。

大田(以下敬称略):ドイツ留学時代はフルート(ピッコロやバスフルートも)と演奏する事もあったのですが、 日本に帰国してからはなかなか機会が持てずにいたところ、山村さんからお誘いを頂き始まったデュオです。日本ではまだクラシックの楽器としてもアコーディオンの 認知度は低いので、探していたと聞いてとても嬉しかったです。


Q:お互いがお互いの楽器に魅力を感じているからこそのデュオかと思いますが、それぞれの楽器の魅力は?

山村:アコーディオンは、何となくほのぼのとした印象がある楽器だと思うのですが、本当はとてもクールな楽器で、時にはパイプオルガンのような、時にはバンドネオンのような変幻自在な響きが出せるところが魅力だと思います。

大田:フルートは管楽器の中でも息づかいが直に感じられるのが好きです。山村さんはフルートとピッコロの二刀流(?)なので、フルートの優雅な響き、ピッコロの木の楽器特有の素朴でちょっと懐かしい響きを、曲の雰囲気によって使い分けられるのもいいですね。


Q:2013年にお二人は CD「Vieille Chanson」を発売されています。今回のコンサートプログラムもCDからの選曲が中心となっていますが、このプログラムのコンセプトは?

山村&大田:プログラムの前半は CD からの選曲を中心に 「民謡からピアソラまで」をコンセプトに選びました。 後半は J.S.バッハやモーツァルト、そして邦人作曲家の林光氏の作品を取り上げ、フルートとアコーディオンでより本格的な「クラシック」がどのように表現できるかを聴いて頂けたら、と思い選曲しました。



Q:今回、宗次ホールでのデュオ初出演となりますが初めてフルート&アコーディオンのデュオを聴かれる方に注目して欲しいところは?

山村:笛(フルート&ピッコロ)もアコーディオンもとても民族的な響きのする楽器です。従来のイメージにとらわれず、このどこか「懐かしい」響きを聴いていただけたら、と思います。 そして、フルートもアコーディオンも風を送って鳴らす楽器です。その呼吸感を感じて頂きたいと思います。

大田:アコーディオンは一見すると鍵盤楽器のようですが、実際には空気でリードを震わせて音が出る仕組みなので、鍵盤楽器の多様さと、管楽器の自由さを合わせ持った楽器です。それによって伴奏の枠を超え、よりアンサンブルとしての旋律との絡みが可能になるので、そういったところも楽しんで頂ければ嬉しいです。


美しいクリアな響きのフルート&ピッコロ、表現豊かな深い音色のアコーディオン。
陽だまりのように暖かく、そしてどこか懐かしい音楽を聴きながら午後のひと時を宗次ホールでお過ごし頂ければと思います。

5月18日(日) #スイーツタイムコンサートvol.222
懐かしいうた 〜Vieille Chanson〜
13:00開場 13:30開演 一般:2,000円
【プログラム】
シモネッティ:マドリガル
アイルランド民謡:ロンドンデリーの歌
カッチーニ:アヴェ・マリア
カルルス:ヴィエイユ・シャンソン
ピアソラ:鮫/タンティ・アンニ・プリマ/オブリビオン/リベルタンゴ
J.S.バッハ:ソナタ ト短調 BWV1020
モーツァルト:アンダンテ KV.315
林光(野田雅巳 編):「裸の島」の主題によるパラフレーズ
バルトーク:チーク地方によつ3つの農民歌/ルーマニア民俗舞曲


(スタッフ/ますだ)
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