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宗次ホール・オフィシャル・ブログ

「クラシック音楽を通じて人と街をやさしくしたい!」クラシック音楽の宗次ホール(名古屋・栄)です♪

8/31 にほんのうた

Categoryコンサートの様子 スタッフの視点から
早いもので9月に入りました。
昼間はまだ暑いですが、夜には虫の声も聞こえてきて芸術の秋はすぐそこですね

宗次ホールのスタッフも休日や勤務上がりに
観客としてコンサートを楽しませてもらうことがあります。

8月31日に開催されました
【スイーツタイムコンサート/にほんのうた 〜童謡・唱歌から芸術歌曲まで〜】
を聴かせていただきましたので、そのレポートをお届けしたいと思います。

バリトンの宮本益光さんとピアノの加藤昌則さんの二枚目コンビによる
「にほんのうた」。

宮本さんは、昨年7月に続き2度目のご登場。
加藤さんは、宮本笑里さんなどいろいろな方との共演で何度もご出演くださっています。

実は私、昨年7月の「碧のイタリア歌曲」も聴かせていただきました。
ミラノスカラ座管弦楽団メンバーとの相性も抜群で、
歌の素晴らしさはもちろんのこと、
お喋りも楽しく、その上男前でいらして
本当に素敵な時間を過ごせましたので、今回も期待大!で、心待ちにしておりました

     プログラム
荒城の月      瀧廉太郎 曲/土井晩翠 詞
浜辺の歌      成田為三 曲/林 古渓 詞
仰げば尊し     文部省唱歌
冬景色        文部省唱歌
あわて床屋     山田耕筰 曲/北原白秋 詞
からたちの花Ⅱ    山田耕筰 曲/北原白秋 詞
落葉松       小林秀雄 曲/野上 彰 詞
ほしとたんぽぽ   中田喜直 曲/金子みすゞ 詞
悲しくなったときは 中田喜直 曲/寺山修司 詞

   -休憩-

夢みたものは…    立原道造 曲/木下牧子 詞
ロマンチストの豚   やなせたかし 曲/木下牧子 詞
あんこまパン     伊藤康英 曲/林 望 詞
チョコマ茶漬け    加藤昌則 曲/宮本益光 詞
あげます       加藤昌則 曲/谷川俊太郎 詞
レモン哀歌      加藤昌則 曲/高村光太郎 詞
もしも歌がなかったら 加藤昌則 曲/宮本益光 詞
EN 上を向いて歩こう

まずは本編前に「ケータイ電話の電源を切って頂戴〜
というお願いをメロディーに乗せて
気の利いた案内にお客様も笑顔で協力体制に。

今回のプログラムは、日本の芸術歌曲の歩みに沿った構成で
MCでのわかりやすいレクチャーあり、
「浜辺の歌」の正しい歌詞について楽しい説明あり、
熱心にメモを取っておられるお客様も少なくなかったです。

5曲目の「あわて床屋」では、なんと、うさちゃんも登場
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ソプラノで耳にすることも多い「からたちの花」ですが、
もっと親しんでもらいたいと、山田耕筰が歌いやすいメロディーにして
新たに「からたちの花Ⅱ」を作ったとのこと。
こちらも歌詞がすーっと心に入ってきて、味わいある曲。

合唱でもよく歌われる「落葉松」は
宮本さんの独唱も迫力があり聴き入ってしまいました。

後半は、くだけた歌も織り交ぜつつ、
トークの方も冴えわたっていらっしゃいましたよ。
プログラムを見て、
「あんこまパン」「チョコマ茶漬け」なるものはいったい
とギモンに思われたのでは?!
このナゾの食べ物のレシピと誕生秘話などお話も盛り上がり、
ストーリーのあるプログラムであることが伺えました。

高村光太郎詞の「レモン哀歌」では涙ぐむ方も多かったようです。
後半の4曲は、ピアニストの加藤昌則さん作曲によるもの。
宮本さんもご紹介されていましたが、
加藤さんは東京藝大作曲科を首席でご卒業の作曲家でもあります。
100年後の学校の音楽室には、ベートーヴェンやモーツァルトと並び写真が飾られているのでは!?
という素晴らしい楽曲を作られています。

お二人は東京藝大の同級生だけあって、息もピッタリ。
「もしも歌がなかったら」はそんなお二人によるもの。
手話付きで歌われました。
心に沁み入る歌で、こらえたはずの涙が。。
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アンコールの後は、
またまた「完全燃焼したのでこれ以上ムリ〜
ってことをメロディーに乗せて。
アンコールやカーテンコールの拍手って、
どこまでしたら良いのか微妙な時がありますが、
こうやってお知らせしてくれると、観客としても気持ちの区切りがついてありがたいです〜。

開演前からアンコールのあとまで、笑いあり感動ありの楽しい時間でした
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いち観客になりつつも、やはりお客様の反応が気になってしまいます。
周りをさりげなく観察したり、耳をダンボにしていたところ、
みなさん確実に宮本さんの虜になっておられたご様子。

今回宮本さんのファンになった方も以前からファンの方も
そして今回見逃した方も必見の情報です!

12/7 (日)
「スイーツタイムコンサート/宮本益光が贈るモーツァルトのアリア集」
が決定しております

宮本益光(表)

《フィガロの結婚》や《魔笛》などより選りすぐりのアリアを届けてくださいます。
次回はまた全く違う一面を見せていただけそうで楽しみですね。
乞うご期待


そして、加藤昌則さんは
奥村愛さんの伴奏で12月12日に再度登場されます。
ドビュッシーやピアソラ、ラヴェルなど演奏の予定。
ちょっぴりシャイな加藤さんにお会いできるチャンスです。
こちらもお楽しみに。(チラシは現在作成中です)


(スタッフ/たなか)

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